韓国 ICL 帰国後の検診――日本でいつ何を診てもらうか
韓国 ICLの帰国後の検診を院長が説明。韓国での翌日・帰国前の検診、日本での1週間・1か月・3か月検診、渡す記録、すぐ受診してほしいサインまで整理します。
キム・ソニョン 代表院長
角膜・緑内障・白内障
目次
はじめまして。ソウル江南・新論峴のヒーリング眼科で代表院長を務めております、キム・ソニョンです。大学病院で角膜・白内障の臨床教授を務め、いまは日本から来られる方を毎週診ています。日本語通訳が常駐しています。
ICLの相談で、費用の次によくいただく質問がこれです。「韓国でICLを受けたら、帰国後の検診はどうなるんですか」。韓国 ICLを考えている方が、帰国後に日本で検診を受けられるか不安に思うのは、とても自然なことです。
正直にお話しします。**ICLは「入れて終わり」の手術ではありません。**帰国後も、日本の眼科で診ていただく前提で計画します。今日は、いつ・どこで・何を診てもらうのかを、時間の順にご説明します。
韓国でICLを受けた後、帰国後の検診はどう進むのか
ICLは、目の中に薄いレンズを入れる手術です。角膜は削りません。だからこそ、レンズの位置と眼圧を、時間をかけて見ていくことが大切になります。
1つ目 韓国での検診――翌日と帰国前
手術の翌日に、レンズの位置と眼圧を確認します。ここで問題がなければ、帰国前にもう一度診ます。
家を建てたあとの「引き渡し前の点検」のようなものです。住み始める前に、建てた人が自分の目で確かめます。
2つ目 日本での検診――1週間・1か月・3か月
帰国後の1週間・1か月・3か月の検診は、日本の眼科で受けていただきます。
この間、1〜2週間は点眼が続きます。点眼をやめるタイミングも、日本の先生と相談しながら決めてください。
3つ目 日本の先生に渡す記録
当院では、日本の先生がそのまま引き継げるように、次の内容をまとめた記録をお渡しします。
- 術式と、入れたレンズのサイズ・度数
- 術前の測定値(角膜の厚み、前房の深さなど)
- 術後の眼圧
- 使っている点眼薬
この記録は、帰国後の検診にかならず持っていってください。「韓国でICLを入れました」だけでは、日本の先生も判断に困ります。
4つ目 3か月以降も続く定期検診
3か月を過ぎても、検診は終わりではありません。ICLでは、眼圧と角膜内皮細胞を長く見ていきます。頻度は目の状態によるので、帰国前の検診で目安をお伝えします。
ICLの検診は、韓国で翌日と帰国前、日本で1週間・1か月・3か月、その後も定期的に続きます。日本の先生には、レンズのサイズ・度数・眼圧をまとめた記録をそのまま渡してください。
ICLそのものの疑問は、ICL 韓国で受ける前に日本の患者さんによく聞かれることにまとめています。
だから私は、日本の先生が読める記録を書きます
海外で手術を受けるいちばんの弱点は、帰国後に手術をした医師がそばにいないことです。
私はそれを隠しません。そのかわり、検査をした私が手術も担当し、帰国後の検診をする日本の先生が迷わない記録を残します。
外国人料金はなく、韓国の患者さんと同じ料金です。Googleの評価は4.8、口コミは154件。私は欧州白内障屈折手術学会(ESCRS)の正会員です。
自慢ではなく、確かめられる根拠としてお伝えしています。ICLの適応と手術の流れは、韓国本院のICLのページでも公開しています。
では、どんな症状なら次の検診を待たずに受診すべきでしょうか
検診の予定がなくても、次のような場合はすぐ受診してください。
| 症状 | 考えられること | 対応 |
|---|---|---|
| 強い目の痛み、頭痛や吐き気を伴う痛み | 眼圧が上がっている可能性 | すぐ眼科を受診 |
| 急に見えにくくなった | レンズの位置や炎症の確認が必要 | すぐ眼科を受診 |
| 充血がどんどん強くなる | 炎症の可能性 | 早めに受診 |
| 夜の光の輪やにじみ | 多くは時間とともに慣れる | 次の検診で相談 |

受診するときは、当院の記録と点眼薬を一緒に持っていってください。気になることがあれば、ICLを受けた当院にもLINEでご相談いただけます。
費用はEVO ICLが両眼550万ウォン、乱視用のトーリックICLが両眼600万ウォンです。帰国後の検診費も含めた考え方は韓国ICL費用の理由と中身で説明しています。全項目は料金ページにあります。
ICLをお勧めしない方と、知っておいてほしい副作用
- 前房が浅いなど、レンズを入れる空間が足りない
- 角膜内皮細胞が少ない
- 帰国後に、日本で定期検診を受ける予定が立てられない
- 水晶体に濁りが出始めている(白内障手術を先に考えた方がよい場合があります)
ICLの後は、一時的なまぶしさ、夜の光のにじみ、まれに眼圧の上昇が起こることがあります。効果や回復には個人差があります。だからこそ、帰国後の検診を欠かさないでください。
渡航前と帰国後に準備していただきたいこと
- 滞在はレーシックと同じく最低3泊が基本で、レンズの取り寄せで1〜2日延びることがあります。
- 帰国前の検診を受けてから帰りの便を組んでください。
- 日本で検診を受ける眼科を、渡航前に決めておくと安心です。ICLの術後を診た経験がある眼科だと、話が早く進みます。
- 帰国後1週間の検診日は、出発前に予約しておきましょう。
- **コンタクトレンズは検査前に外してください。**ソフトは最低1週間、ハードはさらに長く必要です。
渡航前の準備は韓国 ICL 検査の準備にまとめています。
まとめ――「帰国後に誰が診るか」まで決めてから受けてください
最後にひとつだけ。
ICLを受ける病院は、必ずしも当院でなくても構いません。ただ、帰国後の検診に必要な記録を渡してくれて、日本の先生と引き継げる病院を選んでください。
まずはLINEで、現在の度数・年齢・帰国後に通えそうな眼科の地域を送ってください。検査で、ICLが合わない目だとわかれば、正直にそうお伝えします。
帰国した後も安心して過ごせるように、手術の前から「その後」を一緒に計画します。
— キム・ソニョン / ヒーリング眼科 代表院長(ソウル江南・新論峴)
よくある質問
韓国でICLを受けた後、帰国後の検診はどうなりますか。
手術翌日と帰国前の検診は当院で行い、その後の1週間・1か月・3か月の検診は日本の眼科で受けていただきます。レンズのサイズや度数、眼圧などをまとめた記録をお渡しするので、日本の先生がそのまま引き継げます。
日本の眼科には何を持っていけばいいですか。
当院でお渡しする術後の記録と、使っている点眼薬をそのまま持っていってください。記録には術式、レンズのサイズと度数、術前の測定値、術後の眼圧、点眼薬の内容をまとめています。
ICLの後、すぐに受診したほうがいいのはどんなときですか。
強い目の痛み、頭痛や吐き気を伴う目の痛み、急に見えにくくなった、充血がどんどん強くなる、といった場合は、次の検診を待たずにすぐ眼科を受診してください。眼圧が上がっているサインのことがあります。
夜に光がにじんで見えるのは異常ですか。
ICLの後、夜の光の周りに輪やにじみが見えることは珍しくなく、多くは時間とともに気にならなくなっていきます。慣れ方には個人差があります。日常生活に困るほど続く場合や、急に強くなった場合は検診で相談してください。
3か月を過ぎたら、もう検診は必要ありませんか。
その後も定期的な検診を続けてください。ICLでは、眼圧と角膜内皮細胞を長く見ていくことが大切です。頻度は目の状態によって変わるので、帰国前の検診で目安をお伝えします。
日本の眼科で、韓国で受けたICLを診てもらえますか。
多くの眼科で術後の経過を診てもらえます。ICLの術後を診た経験のある眼科だと、話がより早く進みます。当院の記録を見せていただければ、何をした目なのかが伝わるようにまとめています。
