ラセックの回復期間|院長が日ごとの見え方を正直に解説します
ラセックの回復期間は、表面が再生する数日と、視力が安定していく数週間に分かれます。執刀医として、何日目に何が起きるか、いつ帰国できるかを誠実にお伝えします。
キム・ソニョン 代表院長
角膜・緑内障・白内障
目次
「先生、ラセックって痛いし、しばらく見えないって聞いたんですが、本当はどのくらいで戻るんですか」。日本から来られる方に、回復期間のことをよく聞かれます。
正直にお話しすると、ラセックの回復は「速い」とは言えません。でも、何日目に何が起きるかを知っていれば、不安の大半は消えます。見えにくい日が想定内であれば、それは「順調な経過」だと安心できるからです。今日は、私が診察室で患者さんに描いてみせる回復のタイムラインを、そのままお伝えします。
ラセックの回復期間が、なぜ段階に分かれるのか
ラセックは、角膜のいちばん外側にある上皮という薄い層を一度よけて、その下にレーザーを当て、上皮を戻して再生を待つ術式です。フラップ(蓋)を作るレーシックと違い、表面そのものが再生するのを待つので、回復期間は「上皮が再生するまで」と「視力が安定するまで」の二段階に分かれます。
この二段階を一緒くたにすると、「数日で戻る」とも「数か月かかる」とも言えてしまい、混乱します。分けて考えるのが、いちばん正確です。
ラセックの回復期間は「表面の再生(数日)」と「視力の安定(数週間〜)」の二段階。最初の数日が見えにくいのは異常ではなく、想定内の経過です。
術後0〜5日目 — 表面が再生するまで
手術当日から数日が、いちばん辛抱の時期です。表面の上皮が再生するあいだ、保護用のソフトコンタクトレンズを入れたままにします。この数日は、ゴロゴロする違和感、涙、まぶしさ、そして見えにくさが出ます。これは表面が新しく作り直されている証拠で、むしろ起きてほしい反応です。
多くの方は4〜5日前後で上皮の再生を確認できますが、ここには個人差があります。だからこそ、私たちは日数で機械的に外すのではなく、検診で実際に表面を見て、再生を確認してから保護レンズを外します。早く外したい気持ちは分かりますが、ここは絶対に焦らないでください。
1週間〜1か月 — 少しずつ世界がはっきりしていく
保護レンズを外したあとも、すぐにくっきり見えるわけではありません。視力は階段を上るように、少しずつ安定していきます。1週間ほどでだいぶ生活が楽になり、数週間かけて見え方が落ち着いてくる、というのが典型的な流れです。
この時期に多いのが、夜のまぶしさや、にじみです。点眼を続け、目を乾かさないようにしていれば、たいていは時間とともに和らぎます。ここで大切なのが、決められた検診を飛ばさないこと。表面の再生と度数の落ち着き具合を、私が直接確認したいからです。

1〜3か月 — 安定への仕上げ
人によっては、視力が完全に安定するまで数か月かかります。特に度数が強かった方は、仕上げに時間がかかる傾向があります。この間に紫外線を浴びすぎると、角膜が濁る原因になることがあるので、屋外ではサングラスを習慣にしてください。ラセックの回復期間で、私がいちばん口を酸っぱくして言うのが、この紫外線対策です。
正直にお伝えする限界 — オンラインでは回復日数を断言できません
ここまで一般的な流れをお話ししましたが、あなたの回復が何日で進むかは、この記事では決められません。上皮の再生スピードも、視力が落ち着く速さも、角膜の状態や度数、体質によって本当に人それぞれだからです。「5日で外せます」と断言する記事を見たら、むしろ慎重になってください。私は検査をして、あなたの角膜を見たうえでしか、日程の見通しを立てません。
日本から来られる方へ — 日程の組み立て
ラセックは回復に段差があるぶん、レーシックやSMILEより滞在の計画が大事です。保護レンズを外す検診を受けてから帰国できるよう、余裕を持った日程を一緒に組みます。手術当日の帰国便は入れないでください。コンタクトレンズの中止日数や、最適な滞在日数は、相談のときにあなたの条件に合わせてお伝えします。
ヒーリング眼科は江南・新論峴駅のすぐ前、仁川空港から約70分です。日本語通訳が常駐していますので、術後の経過説明も点眼の使い方も、すべて日本語で確認していただけます。外国人だからと料金を上乗せすることは一切なく、韓国の方と100%同一料金です。
回復のことで気になる点は、公式LINEから日本語でお気軽にお尋ねください。あなたの度数や生活スタイルをお聞きすれば、ラセックが向いているか、回復の負担が少ない別の術式のほうがよいか、正直にお答えします。
ソウルで、あなたの目を直接拝見できる日を楽しみにしています。
— キム・ソニョン ヒーリング眼科 代表院長
よくある質問
ラセックの回復期間は、レーシックより長いのですか?
はい、表面が再生する分だけ初期はラセックのほうが時間がかかります。レーシックは翌日からよく見える方が多いのに対し、ラセックは最初の数日が見えにくく、視力が落ち着くまで数週間から、人によっては数か月かかることもあります。その代わり角膜を削る量や強度の面で利点があり、どちらが向くかは角膜の厚みと度数で判断します。
保護用のコンタクトレンズはいつ外しますか?
表面の上皮が再生するまでの数日間、保護用のソフトレンズを入れたままにします。多くの場合4〜5日前後で再生を確認してから外しますが、再生のスピードには個人差があるため、必ず検診で目で見て確認してから外します。自己判断で早く外さないでください。
ラセックの後、何日で帰国できますか?
保護レンズを外す確認の検診を受けてからの帰国をおすすめしています。日程は条件によりますが、術後すぐの長距離移動は避けたいので、余裕を持った滞在を相談時に一緒に組み立てます。手術当日の帰国便は入れないでください。
仕事や勉強にはいつ戻れますか?
デスクワークなら数日から1週間ほどで戻られる方が多いですが、最初のうちはまぶしさや見えにくさが残ります。長時間の画面作業は目が疲れやすいので、戻った直後は休憩を多めにとってください。見え方が完全に安定するまでには、もう少し時間がかかると考えてください。
回復を早めるために自分でできることはありますか?
処方された点眼を時間どおりに続けること、目をこすらないこと、紫外線対策にサングラスを使うことが基本です。特にラセックは表面の再生過程で紫外線の影響を受けやすいので、屋外では保護を徹底してください。喫煙は再生を遅らせるため、術後しばらくは控えることをおすすめします。
