スポーツをする人の視力矯正|院長が競技別に術式を選びます
格闘技・球技・水泳・登山——競技によって向く視力矯正は変わります。執刀医として、目に衝撃が加わるスポーツになぜラセックやICLを勧めるのかを正直にお伝えします。
キム・ソニョン 代表院長
角膜・緑内障・白内障
目次
「試合中にコンタクトがずれて、ヒヤッとしたことがあって」。スポーツをされる方が視力矯正を考えるきっかけは、こうした実体験であることが多いです。
汗で曇る、砂が入る、激しい動きでずれる、なくす。コンタクトの不便はパフォーマンスに直結します。だから視力矯正は、アスリートにとって理にかなった選択です。ただ、ここで大事なことが一つあります。スポーツをする方の視力矯正は、「人気の術式」ではなく「あなたの競技に合った術式」を選ばなければならない、ということです。今日は、競技ごとに私がどう術式を選んでいるかをお話しします。
なぜ競技によって向く術式が変わるのか
視力矯正の術式は、大きく分けて、角膜にフラップ(蓋)を作るレーシック、フラップを作らず表面から矯正するラセック、そして角膜を削らずレンズを目の中に入れるICLがあります。
この「フラップを作るかどうか」が、スポーツをする方にとって重要な分かれ目になります。フラップは強い衝撃でずれる可能性がゼロではないからです。つまり、目にどんな力が加わる競技なのかによって、安全な術式が変わってくるのです。
スポーツの視力矯正で鍵になるのは「目に衝撃が加わるか」。衝撃のある競技ほど、フラップを作らないラセックや、角膜を削らないICLが安心材料になります。
格闘技・コンタクトスポーツ — フラップを作らない選択を
ボクシング、総合格闘技、柔道、ラグビー、バスケットボール。顔や目に直接衝撃が加わりうる競技の方には、フラップを作らないラセックや、ICLをおすすめすることが多いです。
フラップを作るレーシックも多くの場面で安全な術式ですが、強い打撃を繰り返し受ける環境では、フラップがずれるリスクを完全には無視できません。「万一」を競技人生の中で考えると、フラップのない選択のほうが、私は安心だと考えています。
球技・陸上・室内競技 — 選択肢は広い
サッカー、テニス、陸上、ゴルフ、卓球のように、目への直接の衝撃が比較的少ない競技なら、術式の選択肢は広がります。角膜の厚みや度数の条件が合えば、SMILEやレーシックも含めて検討できます。
ここで優先するのは、競技中の見え方の質と、回復にかけられる期間です。シーズンオフがいつかによって、回復に時間のかかるラセックを選べるか、立ち上がりの速い術式がよいかが変わってきます。

水泳・登山・アウトドア — 時期と紫外線に注意
水泳やマリンスポーツは、術後しばらく水中での感染を避ける必要があり、再開時期に制限があります。登山、特に雪山や高地は紫外線が非常に強く、ラセックの回復期は角膜が紫外線の影響を受けやすい時期にあたります。
こうした競技の方には、いつからシーズンに戻れるか、回復期にどう紫外線対策をするかを、術式選びと一緒に具体的に計画します。
正直にお伝えする限界 — 競技だけでは術式は決まりません
ここまで競技別の考え方をお話ししましたが、最終的な術式は、競技の種類だけでは決まりません。あなたの角膜の厚み、度数、乱視、涙液の状態という土台があって、初めて「この競技なら、この目なら、この術式」と決められます。「格闘技だから必ずICL」と機械的に言い切ることはできません。私は、競技と目の両方を見て判断します。
日本から来られる方へ
スポーツをされる方の視力矯正は、競技と回復スケジュールの両方を見据えた計画が大切です。ヒーリング眼科では日本語通訳が常駐し、あなたの競技や試合の予定をお聞きしたうえで、術式も回復期間の過ごし方も日本語で丁寧にご説明します。外国人だからと料金を上乗せすることはなく、韓国の方と100%同一料金です。
当院は江南・新論峴駅のすぐ前、仁川空港から約70分です。「自分の競技にはどの矯正が向くのか」と気になっている方は、公式LINEから日本語でお気軽にご相談ください。競技の内容と度数を教えていただければ、いちばん安心して続けられる術式を、正直にご提案します。
ソウルで、あなたの目を直接拝見できる日を楽しみにしています。
— キム・ソニョン ヒーリング眼科 代表院長
よくある質問
格闘技をしています。視力矯正はどの術式がいいですか?
ボクシングや柔道など、目や顔に衝撃が加わる競技の方には、フラップ(蓋)を作らないラセックや、角膜を削らないICLをおすすめすることが多いです。フラップを作るレーシックは、強い衝撃でフラップがずれるリスクがゼロではないためです。ただし最終的には角膜の状態を見て判断します。
レーシックはスポーツに向かないのですか?
一概に向かないわけではありません。多くのスポーツでは問題なく行えます。ただし、目に直接強い衝撃が加わる可能性のある競技では、フラップのないラセックやICLのほうが安心材料が多いと考えています。あなたの競技の特性と目の状態を合わせて判断します。
水泳やマリンスポーツをする場合、注意点はありますか?
どの術式でも、術後しばらくは水中での感染を避けるため、プールや海に入る時期に制限があります。回復してからは問題なく楽しめる方がほとんどです。ラセックは表面が再生するまでの期間がやや長いので、シーズンとの兼ね合いを相談時に一緒に考えます。
登山やトレイルなど、紫外線の強い環境でも大丈夫ですか?
高地や雪山は紫外線が非常に強く、特にラセックの回復期は角膜が紫外線の影響を受けやすい時期です。回復後も、強い紫外線環境ではサングラスやゴーグルでの保護を習慣にしてください。どの時期から登山を再開できるかは、回復の経過を見て個別にお伝えします。
視力矯正をすれば、コンタクトの不便から解放されますか?
汗で曇る、砂やほこりが入る、激しい動きでずれる、紛失する——スポーツ時のコンタクトの不便は、視力矯正で大きく減らせます。多くのアスリートがそのために矯正を選びます。ただし、あなたの目と競技に合った術式を選ぶことが、満足できる結果への前提になります。