レーシック視力いくつまで?決めるのは度数と角膜の厚さ
レーシック視力いくつまでかは裸眼視力ではなく近視の度数と角膜の厚さで決まります。上限を超える目の選択肢とリスクを代表院長が説明し、検査票の写真をLINEで聞けます。
医学監修キム・ソニョン 代表院長
編集: キム・ソニョン
目次
レーシック視力いくつまで――裸眼視力が0.01で、国内の眼科では「度数が強いので難しい」と言われた目でも、まだレーザーで治せるのでしょうか。上限を決めるのは裸眼視力ではなく、近視の度数(D)と角膜の厚さです。日本眼科学会のガイドラインの解説では、レーザー手術はおおむね6D程度までの近視が対象で、それを超える近視は目の中にレンズを入れるICLの対象とされています。
こんにちは。ソウル江南にあるヒーリング眼科の代表院長、キム・ソニョンです。角膜・緑内障・白内障を専門にしていて、角膜の厚みに余裕がない方の選択肢としてプレミアムLASEKやICLも扱っています。検査から手術、術後の診察まで一人の主治医が担当し、日本からの方には医療通訳が追加料金なしで付きます。
強い近視ほど、検査結果の読み方ひとつで勧める方法が変わります。私は特定の手術を勧めるためではなく、検査の数字を見てから、レーザーかレンズかを一緒に決めます。レーザーが合わない目なら、そうはっきりお伝えして別の方法を説明します。
手元にある検査票か、眼鏡の処方箋、あるいはコンタクトレンズの箱の度数が写った写真を1枚、LINEで送ってください。その度数でレーザーが候補に残るのかを尋ねるだけで構いませんし、LINEでの質問は無料です。
裸眼視力0.01なら、近視の度数はいくつなのですか?
裸眼視力は「どれだけ小さな字が見えるか」、度数は「ピントを合わせるのに何Dのレンズが要るか」を表します。視力表は0.01あたりで目盛りが尽きるため、-6Dの目も-12Dの目も、同じ「0.01」や「0.01未満」と記録されることがあります。裸眼視力だけを見て、自分はもう対象外だと決めるのは早すぎます。
度数は、眼鏡の処方箋や検査票のS(球面度数)とC(円柱度数、つまり乱視)の欄に書かれています。手元にコンタクトの箱しかない場合は、その数字が眼鏡より弱めに出ることを覚えておいてください。レンズと目の距離が違うためで、近視が強いほど差は大きくなります。コンタクトで-8.00の方は、眼鏡ではそれより強い数字になっていることが多いです。
レーシック視力いくつまで:度数と角膜の厚さが上限を決めます
レーザー手術は角膜の組織を少し取り除き、カーブを変えることで近視を治します。度数が強いほど取り除く量が増え、手術後に残る角膜は薄くなります。角膜には形を保つために残しておくべき厚みの目安があり、これを下回ると、角膜が少しずつ前へ張り出す角膜拡張症の危険が高まります。
そのため、同じ-7Dでも、角膜が厚い方と薄い方では答えが変わります。一般的なレーシックはフラップを作ったうえでその下を削るので、角膜の余裕をより多く使います。表面から照射するLASEKは角膜を多く残せるため、角膜が薄い方にも選択肢になることが多い方法です。
瞳孔の大きさも見逃せません。暗い場所で瞳孔が大きく開く方は、照射した範囲の外側からも光が入り、夜に光がにじんで見えやすくなります。度数、角膜の厚さ、瞳孔、涙の状態がそろって初めて、レーシック視力いくつまで治せるかという問いに、その人の答えが出ます。
度数が強い目では、どの方法が候補になりますか?
ヒーリング眼科で扱う方法を、角膜との関係で並べると次のようになります。
| 方法 | 角膜の扱い | 強い近視との相性 |
|---|---|---|
| レーシック・クリアスマイルレーシック | 角膜の組織を取り除いて矯正 | 角膜の厚さで制限される |
| プレミアムLASEK | 角膜の表面から照射して矯正 | 角膜が薄い方も候補になりやすい |
| ICL | 角膜を削らず、目の中にレンズを入れる | 強度近視に向き、レンズを取り出せる |
たとえば-9Dで、角膜の厚さが平均よりやや薄めと出たとします。レーザーで度数をすべて取ろうとすると、残る角膜の余裕がほとんどなくなります。私なら、削る量を増やす前にICLを中心に話を進めます。
ICLにも注意点はあります。目の中に入れる手術なので、眼圧の上昇や感染の可能性があり、前房と呼ばれる目の中の空間に十分な深さがあることが条件です。米国眼科学会の技術評価でも、白内障や角膜内皮細胞の減少が有水晶体眼内レンズの合併症として挙げられています。
上限近くまで削ると、どんなことが起こりやすいですか?
知っておきたいリスクと副作用
多いのは、数週間から数か月続く目の乾き、夜の光のにじみ(ハロー・グレア)、LASEKの場合は表面が治るまでの数日のしみる痛みです。LASEKの見え方の移り変わりは、ラセックの回復期間を日ごとにまとめた記事に書きました。強い度数を矯正したときほど、時間とともに近視が少し戻ることもあります。まれでも重いものとしては、先に触れた角膜拡張症があります。
次の方は、度数にかかわらず手術を待つか、別の方法を考えます。度数がまだ変わっている方、妊娠中・授乳中の方、円錐角膜やその疑いがある方、傷の治りに影響する病気がある方です。米国食品医薬品局も、度数が安定していない方や角膜の病気がある方はレーシックに向かない可能性があるとしています。重いドライアイがある方は、先に涙の状態を整えてから時期を決めます。
日本に帰ってからのことも、手術の前に決めておきましょう。出国前に持ち帰れる量の術後のお薬を処方し、現地で代わりを探せるよう成分もご説明します。帰国後はメールやビデオ通話で相談でき、日本での診察が必要なら、お住まいの地域の眼科医あての紹介状をお渡しします。経過には個人差があるため、気になる症状が出たら早めに連絡してください。
国内で「難しい」と言われた理由が書かれた紙や、角膜の厚さの数値がわかる検査票があれば、その写真をLINEで送ってください。
国内で断られた検査票は、どこを見ればいいですか?
検査票で確かめたいのは四つです。角膜の厚さ(中央の値と、場所ごとの分布)、角膜形状解析の地図に不正や円錐角膜の兆候がないか、暗いところでの瞳孔の大きさ、そして涙の量と質です。「難しい」の理由が角膜の薄さなのか形の不正なのかで、次に考える方法はまったく違います。形に不正の兆候がある場合は、LASEKやICLのほうが安全なことがあります。
韓国での術前検査で何を測るのかは、レーシックの検査の中身を説明した記事で項目ごとに整理しています。施術ごとの説明はヒーリング眼科の日本語サイトにあり、韓国語のページですが、本院のレーシック紹介ページにも術式の説明があります。
方法によって、韓国で過ごす日数が変わります
クリアスマイルレーシックは短ければ1泊2日、ICLは少なくとも2〜3日の滞在が当院の目安です。LASEKは表面が治るまで数日かかるため、レーシック系より長めに見ておきます。強い近視でICLが候補になる方は、まず2〜3日の休みを確保しておくと計画を立てやすくなります。実際の日数は検査結果で変わるため、相談時に確認してください。
診療は月〜木が10時〜18時30分、金曜は21時まで、土曜は14時までで、日曜と祝日は休診です。場所はソウル特別市江南区江南大路470の10・11階、新論峴駅から徒歩1分です。
最初に送る写真は1枚で足ります
国内の検査票、眼鏡の処方箋、コンタクトの箱のどれか1枚の写真に、取れる休みの日数を添えてLINEで送り、その日数でどの方法なら間に合うかを聞いてみてください。料金・通訳・日程の質問も含め、LINEでのご案内は無料で、無理な勧誘はありません。来院されたら、度数より先に角膜の厚さと形の結果を、通訳と一緒に日本語で見ていきましょう。
よくある質問
乱視が強い場合も、同じ考え方で上限が決まりますか?
乱視の度数(C)も削る量に加わるため、近視と合わせた強さで角膜の余裕を見ます。ICLには乱視も同時に矯正するトーリックというタイプがあり、レーザーでは削る量が多くなりすぎる強い乱視の方の候補になります。
毎年少しずつ度数が進んでいます。それでも受けられますか?
度数がまだ動いている間は、どの方法でも手術後に見え方がずれやすく、安定を待つのが基本です。ここ1年ほどの検査票や眼鏡の処方箋を並べると、度数が止まっているかを判断しやすくなります。
以前レーシックを受けた目で、また近視が戻りました。追加で治せますか?
残っている角膜の厚さと、前回の術式によって変わります。ヒーリング眼科にはLASIK・LASEK再手術センターがあり、角膜にこれ以上余裕がない場合はICLを検討することもあります。前回の手術名と時期がわかるものがあると話が進めやすくなります。
検査票が手元にないときは、何の写真を送ればいいですか?
眼鏡の処方箋か、眼鏡店で度数を測ったときの控え、コンタクトの箱で構いません。角膜の厚さは眼科の検査でしかわからないため、その数字は来院時の精密検査で測ります。
ドライアイがあると、治せる度数の上限は変わりますか?
上限の考え方そのものは変わりませんが、レーザー手術は一時的に乾きを強めることがあります。涙の状態が不安定なまま手術すると回復が遅れやすいため、ドライアイクリニックで先に整えてから時期を決めます。
