白内障手術後違和感いつまで?ゴロゴロ感が引く時期と帰国後の連絡目安
白内障手術後違和感いつまで続くかの目安は、ゴロゴロ感が数日、目全体の落ち着きは4〜6週間。帰国後に連絡すべき症状と、持ち帰る目薬・紹介状の話を院長が説明します。
医学監修キム・ソニョン 代表院長
編集: キム・ソニョン
目次
白内障手術後違和感いつまで、という疑問を抱えたまま、帰国便の日付を決めかねていませんか。ゴロゴロする異物感やまぶしさは数日で軽くなることが多く、目全体が落ち着くまでは4〜6週間ほどをひとつの目安にしてください。
こんにちは。ヒーリング眼科 代表院長のキム・ソニョンです。角膜・緑内障・白内障を専門にしており、白内障手術では検査から手術、術後の診察まで、私が一人の主治医として担当します。
診察には医療通訳が追加料金なしで付くので、この違和感が経過どおりなのかを日本語で確かめてから帰国できます。
手術を考えている月と帰国便の候補日を、LINEで送ってみてください。ふだんドライアイの目薬を使っているなら、その目薬の写真を1枚添えて「違和感が長引きやすい目かどうか」を聞いていただくと、何日空けておくかを考える材料がそろいます。料金・通訳・日程についての質問は、LINEで無料で相談できます。
ゴロゴロ・まぶしさ・かすみは、それぞれいつ引く?
手術後の違和感は、ひとつの症状に見えて、原因の違う3つが重なっています。引いていく速さも、それぞれ違います。
| 感じ方 | 主な原因 | 引くまでの目安 |
|---|---|---|
| ゴロゴロ・しみる | 小さな切開と、一時的に乱れた涙の膜 | 数日で軽くなることが多い |
| まぶしさ・光の輪 | 透明なレンズに替わり、入る光が増える | 数日〜数週間。多焦点はもう少し長め |
| かすみ | 角膜の一時的なむくみ | 数日〜数週間で安定 |
ゴロゴロ感は、朝起きた直後に強く感じる方が少なくありません。眠っている間はまばたきが止まり、目の表面が乾くからです。昼に向かって軽くなっていくなら、心配の少ない経過です。
英国の国民保健サービス(NHS)も、ゴロゴロ感や涙、かすみ、充血は数日で良くなることが多く、完全に回復するまでには4〜6週間かかることがあると案内しています。視力そのものは数日から数週間で安定し、多焦点レンズでは見え方に慣れるまでもう少し時間がかかることがあります。
違和感が長引きやすい目の条件
同じ手術でも、違和感が早く消える方と、2〜3週間ゴロゴロが続く方がいます。差を生むのは、手術そのものより、手術前の目の表面の状態であることが多いです。
手術前からドライアイがある方、夕方になると目薬が手放せない方は、術後の点眼や小さな切開の刺激で、乾きが一時的に強まりやすくなります。一日中パソコンを見る仕事では、まばたきが減ってさらに乾きます。
片目ずつ日を分けて手術する場合は、手術した目とまだの目で見え方に差が出ます。強い近視の方ほどこの差が大きく、違和感というより疲れや頭の重さとして感じることがあります。もう片方の手術が済むと、多くは落ち着きます。
たとえば、ふだんから目薬を1日に何度も差している方が、手術の数日後に帰国して翌日から出勤する予定だとします。この場合、帰国の時点でゴロゴロ感が残っている可能性は高めです。職場で使ってよい目薬を帰国前の診察で確かめておく、最初の週は画面を見る時間を区切る、といった段取りを出発前に決めておくと楽になります。
帰国後、様子を見ていい症状とすぐ受診する症状は?
白内障手術後違和感いつまで、と日数で考えたくなりますが、私が気にしてほしいのは、違和感がどちらの方向に変わっているかです。日ごとに軽くなっているなら経過どおり、ある日から悪くなる方向に変わったら受診のサインです。
知っておきたいリスクと副作用
手術後しばらく続きやすいのは、ゴロゴロ感、涙、軽い充血、かすみ、まぶしさです。白目に赤い出血のしみができることもありますが、多くは1〜2週間で吸収されます。どれも、日を追って軽くなるのが普通の経過です。
一方で、数週間たってから出てくる変化もあります。眼圧が上がる、目の中の炎症がぶり返す、網膜の中心(黄斑)がむくんで、一度よく見えたのに再びかすんでくる、といったものです。早めに点眼などで手当てすれば、落ち着くことの多い変化です。
まれですが急ぐ必要があるのは、目の中の感染(眼内炎)と網膜剥離です。痛みが日ごとに強くなる、見え方が急に落ちる、充血が広がる、光が走る、黒い点が急に増える、視界の端にカーテンがかかる。こうした変化があれば、時間を置かずに眼科を受診してください。NHSも、痛みや赤みが増す、視力が落ちるときはすぐ連絡するよう求めています。
手術そのものを慎重に考えたいのは、コントロールできていない糖尿病がある方、黄斑変性や緑内障など別の目の病気がある方、一部の前立腺の薬など手術に影響しうる薬を飲んでいる方です。こうした条件は回復の長さにも関わるので、相談の段階で伝えてください。回復の速さには個人差があり、ここに書いた日数はあくまで目安です。
帰国便の日付はどう決める?
多くの方は、手術翌日の経過確認のあと、日常生活に戻れます。ですから泊数の出発点は、手術の翌日に診察を受けるまでは韓国にいる、ということです。両目を同じ旅程で受けるか、何泊にするかは検査結果で変わるため、相談時に確認してください。
白内障手術後違和感いつまで、の答えが数週間でも、そのうち韓国にいる必要があるのは数日です。残りの回復は日本で進むので、帰国後の段取りを先に決めておくほうが、滞在を延ばすより役に立ちます。
診療は月〜木曜が10時〜18時30分、金曜は21時まで、土曜は14時までで、日曜・祝日は休診です。翌日の診察が休診日にかからないよう、手術日は月〜金曜の中から選ぶと組みやすくなります。
日本と韓国には時差がありません。韓国で決めた点眼の時刻を、そのまま日本の生活に持ち帰れます。機内は乾燥するので、目薬は預け荷物に入れず手元に置いてください。
入国から帰国までの流れは韓国での白内障手術の流れに、ご家族の付き添いで来られる場合の準備は親御さんと一緒に受けるときの記事に書いています。

帰国後の目薬と連絡の段取り
出国前に、持ち帰れる量の術後の目薬を処方し、日本で代わりを探す必要が出たときのために成分も説明します。帰国後に気になることがあればメールやビデオ通話で相談でき、日本で診察が必要になれば、お住まいの地域の眼科医あての紹介状をお渡しします。
相談を早く進めるコツは、症状を「何日目・どちらの目・どの時間帯」で記録しておくことです。充血なら、同じ明るさの場所で毎日1枚写真を撮っておくと、増えているのか減っているのかを自分でも比べられます。
もうひとつ、手術で入れた眼内レンズの名前と度数は、帰国前に控えておいてください。数年後に日本で別の目の治療を受けるとき、担当の医師が知りたがる情報です。レンズの種類は、韓国本院のプレミアム眼内レンズの案内ページ(韓国語)でも見られます。
洗顔や入浴の戻し方など日々の過ごし方は白内障手術後の回復と過ごし方で、韓国での受診全体の案内はヒーリング眼科の日本語ページで紹介しています。
帰国後のことまで含めて日程を考えたい方は、白内障と診断されたときの検査結果か紹介状の写真を、LINEで送ってください。「自分の目では、帰国後どんな症状が出たら受診すべきか」をひとつ添えていただければ十分です。料金・通訳・日程の質問は無料で相談できます。来院されたら、私はまず涙の膜と角膜の表面、そして黄斑の状態を確かめ、違和感が長引きやすい目かどうかをお伝えしたうえで、帰国日を一緒に決めます。
よくある質問
目の中に糸が残っているような感じがするのはなぜですか?
白内障手術の切開はごく小さく、多くは縫わずに自然に閉じる形です。それでも傷が治る間は、まばたきのたびにまつげが当たるような感覚が出ることがあります。こすらずに処方された目薬を続けるうちに数日で軽くなるのが普通で、日ごとに強まる場合は受診してください。
違和感が残っているうちに、仕事でパソコンを使っても大丈夫ですか?
画面を見ること自体が目を傷めるわけではありませんが、集中するとまばたきが減り、乾きとゴロゴロ感が強まります。最初の1〜2週間は1時間に一度は目を閉じて休み、画面を目の高さより少し下に置くと楽になります。
数か月たってから、またかすんできたら白内障の再発ですか?
眼内レンズそのものが濁ることはありません。数か月から数年後のかすみで多いのは、レンズを支える袋が濁る後発白内障で、外来でのレーザー治療で改善することが多いものです。日本の眼科でも治療を受けられるので、レンズの名前と手術日を伝えてください。
処方された目薬のほかに、市販の人工涙液を足してもいいですか?
乾きが強いときに防腐剤の入っていない人工涙液を足すことは一般的ですが、術後の目薬との順番や間隔があります。2種類以上を差すときは5分ほどあけるのが基本です。足してよい目薬は、帰国前の診察で確かめておくと迷いません。
二つ目の目の手術では、一つ目と同じような違和感になりますか?
同じ手術でも、左右で感じ方が違うことはよくあります。二つ目のほうがしみる、まぶしいと感じる方もいますが、一つ目の経験と比べて敏感になっている面もあります。日ごとに軽くなっているかどうかで判断する目安は、二つ目も同じです。