韓国でICLを受ける流れ――1日ごとの予定と滞在日数
韓国でICLを受ける方へ。検査日・手術日・翌日検診で何をするのか、レンズ取り寄せで延びる日数、帰国後の検診まで、院長が1日ごとに説明します。
キム・ソニョン 代表院長
角膜・緑内障・白内障
目次
はじめまして。ソウル江南・新論峴のヒーリング眼科で代表院長を務めております、キム・ソニョンです。大学病院で角膜・白内障の臨床教授を務め、いまは日本から来られる方を毎週診ています。日本語通訳が常駐しています。
有給休暇の相談をする前に、多くの方がこう聞いてくださいます。「先生、韓国でICLを受けるなら、会社は何日休めばいいですか?」
韓国でICLを考えている方にとって、いちばん現実的な悩みは「日数」ですよね。そのお気持ち、よくわかります。
最初に正直にお伝えします。**ICLの滞在日数は、レーシックより少し長く見てください。**理由はレンズにあります。今日はその理由と、1日ごとに何が起きるのかを、診察室で説明する順番でお話しします。
韓国でICLを受けると、なぜレーシックより日数がかかるのか
レーシックやスマイルは、検査→手術→翌日検診で最低3泊、余裕を見て4泊が目安です。ICLもこの3つの工程は同じです。
違いは、その間に**「レンズを選んで準備する」工程**が入ることです。
1つ目 レンズは検査の数値を見てから選ぶ
ICLのレンズは、目の中のスペースに合わせてサイズと度数を選びます。前房深度や白目から白目までの直径を測らないと、どのレンズを使うか決められません。
つまり、検査の前にレンズを決めておくことはできないのです。
2つ目 手元にない組み合わせは取り寄せになる
選んだサイズと度数の組み合わせが手元にない場合は、取り寄せになります。その分、手術日が1〜2日後ろにずれることがあります。
オーダーの靴をイメージしてください。足を測ってから作るので、測った当日に履いて帰れるとは限りません。
3つ目 翌日検診は短縮できない
手術の翌日には、レンズの位置と眼圧を必ず確認します。目の中にレンズを入れた以上、この確認を飛ばして飛行機に乗ることはお勧めできません。
韓国でのICLは「検査→レンズ決定→手術→翌日検診」の4工程です。最低3泊に、取り寄せの1〜2日を足して計画してください。
日本の方が渡航前によく抱く疑問の全体像は、ICL 韓国で受ける前に一番よく聞かれる5つで整理しています。
だから私は、検査・手術・翌日検診をすべて同じ医師で行います
この4つの工程を、当院ではすべて私が担当します。
検査で数値を見た医師がレンズを選び、手術をし、翌日にその位置を確かめる。判断の理由が途中で途切れないことが、目の中の手術ではいちばん大切だと考えています。
外国人料金はなく、韓国の患者さんと同じ料金です。Googleの評価は4.8、口コミは154件。私はESCRS(欧州白内障屈折手術学会)の正会員です。自慢ではなく、確かめられる根拠としてお伝えしています。術前・術後の注意点は、韓国本院の手術前後の注意事項ページにもまとめています。
では、1日ごとに何が起きるのでしょうか
いちばん多い流れを表にしました。取り寄せがある場合は、3日目以降が1〜2日後ろにずれます。
| 日 | 何をするか |
|---|---|
| 1日目 | 到着。体調が良ければ精密検査(度数・前房深度・内皮細胞・眼圧など) |
| 2日目 | 院長診察。ICLが合うかの判断と、レンズのサイズ・度数の決定 |
| 3日目 | ICL手術。点眼麻酔で、両眼で通常15分ほど |
| 4日目 | 翌日検診。レンズの位置と眼圧を確認 |
| 5日目 | 帰国前の確認と記録のお渡し → 空港へ |

**手術当日:**一時的な異物感やまぶしさが出ることがありますが、多くは早く落ち着きます。その日は無理をせず、ホテルで休んでください。
**翌日以降:**角膜そのものには手を加えない分、視力は比較的早くはっきりし、多くの方が1〜2日で日常に戻られます。回復の早さには個人差があります。処方の点眼は1〜2週間続けます。
場所・空港からの時間・ホテルの選び方はICL Seoul――ソウルで受ける前の実務に分けて書きました。
ICLをお勧めしない方と、知っておいてほしい副作用
- 前房深度が浅い、角膜内皮細胞が足りない方
- 緑内障・ぶどう膜炎など、眼圧や炎症に関わるリスクがある方
- この1年で度数がまだ変わっている方
- レーシック・ラセックで十分に安全に矯正できる方
術後に夜間の光のにじみを感じる方もいます。多くは次第に慣れていきますが、個人差があります。レンズが目の中にあるため、眼圧と内皮細胞の定期検査は帰国後も続けてください。
渡航前に準備していただきたいこと
- **コンタクトレンズを事前に外す。**ソフトは最低1週間、ハードはさらに長く必要です。
- 休みは最低3泊+1〜2日の予備で相談する。
- **帰国後の検診先を決めておく。**1週間・1か月・3か月の検診は日本の眼科で受けられます。
- 費用はEVO ICLが両眼550万ウォンです。見積もりの見方はICL 韓国は安い?550万ウォンの中身をご覧ください。
まとめ――日数に合わせて手術を急がず、手術に合わせて日数を取ってください
最後にひとつだけ。
休みの日数に手術を合わせると、どこかで無理が出ます。**手術に必要な日数を先に確保して、それから航空券を取る。**この順番を守っていただければ、韓国でのICLはずっと落ち着いたものになります。
必ずしも当院でなくても構いません。ただ、翌日検診を省くような日程を勧める病院は避けてください。
まずはLINEで、年齢・現在の度数・休みが取れる期間を送ってください。その日数でICLが難しそうなら、そのままお伝えします。
ゆとりのある日程で、お会いできるのを楽しみにしています。
— キム・ソニョン / ヒーリング眼科 代表院長(ソウル江南・新論峴)
よくある質問
韓国でICLを受けるには何日必要ですか。
最低3泊を基本に、レンズの取り寄せが必要な場合は1〜2日延びます。検査、手術、翌日検診の3つの工程があり、ICLはレンズのサイズと度数が決まってから準備するためです。余裕を見て5泊前後で計画しておくと安心です。
検査の日には何をしますか。
度数のほか、前房深度、白目から白目までの直径、角膜内皮細胞の数、瞳孔の大きさ、眼圧を測ります。その数値をもとに院長がICLが合うかを判断し、合う場合はレンズのサイズと度数を決めます。
手術はどのくらいの時間がかかりますか。
両眼で通常15分ほどです。点眼麻酔で行い、角膜の縁の小さな切開からレンズを入れます。切開が小さいため、通常は縫合しません。
手術の翌日は何をしますか。
翌日検診で、レンズの位置と眼圧が安定しているかを確認します。多くの方は1〜2日で日常に戻られますが、回復には個人差があります。
帰国後の検診はどうすればいいですか。
帰国後の1週間・1か月・3か月の検診は、日本の眼科で受けていただけます。術式・度数・レンズの情報・点眼薬をまとめた記録をお渡しするので、日本の先生に見せてください。
検査の日に手術できないと言われることはありますか。
あります。前房深度が浅い、内皮細胞が足りない、度数がまだ変動しているなどの場合は、ICLをお勧めしません。渡航前に処方を送っていただければ、事前にわかる範囲をお伝えします。
