多焦点眼内レンズの種類を徹底比較|2焦点・3焦点・EDOFの違い
多焦点眼内レンズには2焦点・3焦点・EDOFなど種類があり、見え方の得意・不得意が異なります。どのレンズがどんな生活に合うのか、白内障・老眼を専門とする医師の視点で正直に比較します。
キム・ソニョン 代表院長
角膜・緑内障・白内障
目次
「多焦点レンズにしたいんですが、種類が多すぎて選べなくて」。白内障と同時に老眼も治したいと考える方が増え、こうした相談も増えました。たしかに多焦点眼内レンズは種類が多く、名前だけ聞いても違いが分かりにくいと思います。
当院では白内障・老眼の手術をチェ・グンヘ医師とともに担当していますが、レンズ選びの考え方は共通しています。種類ごとの得意・不得意を、できるだけ正直に比較してお話しします。
そもそも多焦点レンズとは
通常の単焦点レンズは、一つの距離(多くは遠く)にだけピントが合い、近くは老眼鏡で補います。これに対し多焦点レンズは、複数の距離にピントを分配することで、眼鏡への依存を減らすことを目指したレンズです。
ただし光を複数の焦点に分けるため、一つの焦点に全部の光を集める単焦点に比べ、コントラストや夜間の見え方で違いが出ることがあります。ここが種類選びの鍵になります。
2焦点(バイフォーカル)— 遠くと近くに特化
遠くと近く、2つの距離にはっきりピントを合わせるタイプです。読書と遠方を重視する方には快適ですが、その中間(パソコン画面など50〜70cm)がやや見えにくくなることがあります。
3焦点(トリフォーカル)— 遠・中・近をカバー
遠・中間・近の3カ所にピントを配分するタイプで、日常の多くの距離を眼鏡なしでカバーしやすいのが強みです。一方、光を3つに分けるぶん、夜間に光のにじみ(ハロー・グレア)を感じやすい方もいます。
EDOF(焦点深度拡張型)— 自然なつながり重視
ピントの合う範囲を「点」ではなく「帯」のように連続的に広げるタイプです。遠くから中間までが自然につながり、夜間のにじみが比較的少ない傾向があります。パソコンや運転が多い方に向きますが、ごく近くの細かい字には老眼鏡が必要な場合があります。
「3焦点が一番」ではありません。どの距離を眼鏡なしで見たいか、夜間のにじみにどれだけ敏感かで、最適なレンズは変わります。

乱視がある方へ — トーリックという選択
乱視を合併している場合、上記の各タイプに乱視矯正を加えた「トーリック」タイプがあります。乱視を放置すると、せっかくの多焦点の見え方の質が下がるため、乱視の量によってはトーリックを検討します。
多焦点レンズの費用を左右する要因
レンズの種類(2焦点/3焦点/EDOF) ・ 乱視対応(トーリック)かどうか ・ 片眼か両眼か ・ あなたの度数や目の状態。レンズごとに特性も費用も異なるため、見え方の希望と目の状態を診て初めて正確な費用が出せます。具体的な金額は無料相談・検査の後にご案内します。
どう選ぶか — 正直な話
当院は1:1専任主治医制で、検査から手術、術後まで一人の医師が責任を持って診ます。外国人の方も韓国人と100%同一料金で、外国人加算はありません。
日本から来られる方へ
レンズの種類は、カタログの比較表だけで決められるものではありません。あなたの角膜や瞳孔の状態、生活の中で見たい距離を診て初めて、納得のいく一枚が見えてきます。多焦点が向かないと判断したときは、その理由も含めて正直にお伝えします。
当院は江南・新論峴駅すぐ前、仁川空港から約70分。まずは公式LINEから日本語でご相談ください。日本語通訳が、種類ごとの違いを分かりやすくお伝えします。
— キム・ソニョン ヒーリング眼科 代表院長
よくある質問
多焦点眼内レンズにはどんな種類がありますか?
大きく分けて、遠くと近くにピントを合わせる2焦点(バイフォーカル)、遠・中・近の3カ所に合わせる3焦点(トリフォーカル)、ピントの合う範囲を連続的に広げるEDOF(焦点深度拡張型)があります。さらに乱視に対応したトーリックタイプもそれぞれにあります。見え方の得意分野が異なります。
3焦点レンズが一番良いのですか?
一概には言えません。3焦点は遠・中・近をバランスよくカバーしますが、人によっては夜間の光のにじみ(ハロー・グレア)を感じやすい面があります。中間距離(パソコンなど)を重視するならEDOF、特定の距離だけ眼鏡を減らしたいなら2焦点が合うこともあります。種類の多さは「選べる」ということで、最良の一つがあるわけではありません。
EDOFレンズはどんな人に向きますか?
EDOF(焦点深度拡張型)は、遠くから中間までを自然につなぐのが得意で、夜間のにじみが比較的少ない傾向があります。パソコン作業や運転が多く、光のにじみに敏感な方に向くことが多いです。一方、手元の細かい近業には老眼鏡の併用が必要な場合があります。
多焦点レンズが向かない人もいますか?
はい。緑内障や網膜の病気がある方、角膜の状態によっては、多焦点の見え方の質が十分に出ないことがあります。その場合は無理に多焦点を勧めず、単焦点を正直にお勧めします。検査で目の状態を確認したうえで判断します。
外国人でも多焦点レンズの費用は同じですか?
ヒーリング眼科では外国人の患者様も韓国人と100%同一料金です。外国人加算はありません。レンズの種類ごとの違いも費用の内訳も、日本語通訳が日本語で丁寧にご説明します。
