スマイルプロは乱視に強い?院長が技術の中身を解説します
スマイルプロは乱視の軸ずれを抑える機能が加わり、乱視矯正の精度が高まりました。執刀医として、何が進化したのか、乱視のどんな方に向くのかを正直にお伝えします。
キム・ソニョン 代表院長
角膜・緑内障・白内障
目次
「乱視が強いと、視力矯正って難しいんですよね?スマイルプロは乱視に強いって本当ですか」。乱視を気にして来られる方から、スマイルプロについてこう尋ねられることが増えました。
乱視は、近視よりも矯正がデリケートです。なぜなら、ほんの少し「向き」がずれるだけで、矯正の効果が落ちてしまうからです。スマイルプロは、まさにこの「向き」の問題に手を入れた術式です。今日は、スマイルプロが乱視に対して何を進化させたのか、そして乱視のどんな方に向くのかを、技術の中身まで踏み込んでお話しします。
乱視矯正の難しさは「軸」にある
近視の矯正は、角膜全体を均等に整えるイメージです。一方、乱視の矯正は、角膜の決まった「向き」——これを軸と呼びます——に正確に合わせて治療しなければなりません。この軸が少しずれるだけで、せっかくの矯正効果が目減りしてしまいます。
ここに、見落とされがちな落とし穴があります。乱視の軸は、座って検査したときと、寝て手術するときとで、わずかにずれることがあるのです。
なぜ軸がずれるのか — 眼球の回旋
人の眼球は、座った姿勢から横になると、ごくわずかに回転します。これを回旋といいます。検査は座って行い、手術は寝て行うことが多いので、この回旋のぶんだけ、乱視の軸が想定とずれてしまうことがあります。
乱視が弱ければ影響は小さいのですが、乱視が強い方ほど、この小さな軸ずれが結果に響きます。
乱視矯正の精度を左右するのは「軸の正確さ」。スマイルプロは、寝たときの眼球の回旋による軸ずれを補正する仕組みを備えています。
スマイルプロが乱視に対して進化させたこと
スマイルプロには、この回旋による軸ずれを補正する仕組みが加わっています。手術のときの眼球の向きを捉え、乱視の軸を合わせ込む。これにより、乱視のある方の矯正精度を高めやすくなりました。加えて、レーザーの照射時間も短縮されています。
つまりスマイルプロの「乱視に強い」という特徴は、感覚的な話ではなく、軸ずれを抑えるという具体的な仕組みに支えられています。乱視が気になる方にとって、これは意味のある進化です。

乱視なら誰でも向くわけではない
ここは正直にお伝えします。スマイルプロが乱視の軸ずれに強いといっても、すべての乱視に万能なわけではありません。極端に強い乱視や、角膜の形そのものがゆがんでいる「不正乱視」の場合は、スマイルプロでも限界があります。
特に不正乱視は、軸を合わせるだけでは解決しないことが多く、別のアプローチが必要なこともあります。だからこそ、乱視の「度数」だけでなく、角膜の「形状」まで詳しく調べることが欠かせません。
正直にお伝えする限界 — あなたの乱視に合うかは検査次第
スマイルプロの軸ずれ補正がどれだけ恩恵になるかは、あなたの乱視の度数・軸・角膜の形によって変わります。この記事だけで「あなたの乱視ならスマイルプロが最適です」とは、決して言えません。乱視に対応したラセックやICLのほうが安定する方もいます。私は、乱視の正体を検査で見極めてから、いちばん安定する方法を選びます。
日本から来られる方へ
乱視の矯正は、検査の精度がそのまま結果につながります。ヒーリング眼科では日本語通訳が常駐し、乱視の軸や角膜の形について、検査データをお見せしながら日本語で丁寧にご説明します。外国人だからと料金を上乗せすることはなく、韓国の方と100%同一料金です。
当院は江南・新論峴駅のすぐ前、仁川空港から約70分です。「乱視が強いけれど矯正できるのか」と悩んでいる方は、公式LINEから日本語でお気軽にご相談ください。乱視の度数や今の見え方を教えていただければ、スマイルプロが向くか、別の術式のほうが安定するか、正直にお答えします。
ソウルで、あなたの目を直接拝見できる日を楽しみにしています。
— キム・ソニョン ヒーリング眼科 代表院長
よくある質問
スマイルプロは、普通のスマイルより乱視に強いのですか?
スマイルプロには、目の回旋(横になったときなどに眼球がわずかに回る動き)による乱視の軸ずれを補正する仕組みが加わっています。乱視は軸が少しずれるだけで矯正効果が落ちるため、この補正は乱視のある方にとって意味があります。ただし、どれだけ恩恵があるかは乱視の度数と軸の状態によります。
乱視の軸ずれとは、具体的にどういうことですか?
乱視を矯正するには、角膜の決まった向き(軸)に正確に合わせて治療する必要があります。ところが、座った姿勢で測った軸と、寝た姿勢で手術するときの軸は、眼球の回旋でわずかにずれることがあります。このずれを補正できるかどうかが、乱視矯正の精度に関わってきます。
強い乱視でもスマイルプロで矯正できますか?
対応できる乱視の範囲がありますが、極端に強い乱視や、不正乱視(角膜の形がゆがんでいるタイプ)の場合は、スマイルプロでも限界があります。乱視の度数だけでなく、角膜の形状を詳しく調べて判断します。形のゆがみが原因の乱視は、別のアプローチが必要なこともあります。
スマイルプロは、手術時間も短くなるのですか?
レーザーの照射時間が短縮されており、組織を作る工程が以前より速くなっています。ただし手術全体の所要時間は、検査や準備も含めて考える必要があり、時間の短さだけで術式を選ぶものではありません。乱視や角膜の条件に合うかどうかが優先です。
乱視があるのですが、スマイルプロと他の術式のどちらがいいですか?
乱視の度数・軸・角膜の形状によって、最適な術式は変わります。スマイルプロが向く方もいれば、乱視に対応したラセックやICLのほうが安定する方もいます。検査で乱視の正体を見極めてから、いちばん安定して矯正できる方法を選びます。
