白内障の初期症状チェック|見逃しやすいサインを院長が解説
白内障の初期症状は「視力低下」だけではありません。光のまぶしさ、かすみ、色の見え方、近くが急に見えるようになる——見逃しやすいサインを、白内障を専門とする院長が具体的にお伝えします。
キム・ソニョン 代表院長
角膜・緑内障・白内障
目次
白内障というと「だんだん視力が落ちる病気」というイメージが強いと思います。でも実際の初期症状は、視力の数字に表れない、もっと分かりにくい形で現れることが多いのです。「視力検査では問題ないのに、なんだか見えにくい」——そんな違和感が、最初のサインのことがあります。
白内障を専門に診てきた立場から、見逃しやすい初期症状を具体的にお話しします。
まぶしさ — 最初に気づく人が多いサイン
意外に思われますが、初期症状で多いのが「光のまぶしさ」です。濁り始めた水晶体が光を乱反射させるため、夜間の対向車のライトがにじむ、晴れた日の屋外がやけにまぶしい、と感じます。
視力低下より先に「まぶしさ」で気づく方が多い。夜間運転の見えづらさは要注意のサインです。
かすみ・くもり — 「眼鏡が汚れている」感覚
「眼鏡を拭いても拭いても、すりガラス越しに見ているようだ」。これも典型的な初期症状です。水晶体全体がうっすら濁ることで、視界全体にもやがかかったように感じます。
色がくすむ — 自分では気づきにくい
水晶体が黄色や茶色みを帯びてくると、白がやや黄ばんで見え、青系の色が分かりにくくなります。片眼ずつ進むことが多いため、両眼で見ていると脳が補正してしまい、ご本人はなかなか気づきません。片眼ずつ手で隠して見比べると、左右で色味が違うことに気づく方がいます。

「近くが見えるようになった」— 喜べないサイン
これは特にお伝えしたい症状です。核白内障というタイプでは、進行の途中で目が一時的に近視側へ変化し、老眼鏡なしで新聞が読めるようになることがあります。「老眼が治った」と喜ばれるのですが、実際には白内障が進んでいることが多いのです。
物が二重・三重に見える
片眼で見ても物がダブって見える、月や街灯が複数に見える、という症状も白内障で起こります。水晶体の濁り方にむらがあると、光の通り道が乱れてこうした見え方になります。
このサインに気づいたら — 自己判断はしないでください
正直に申し上げると、ここに挙げた症状は、すべて白内障だけのものではありません。かすみはドライアイでも、見えづらさは緑内障や網膜の病気でも起こります。症状だけでオンラインで診断することはできません。 だからこそ、気になるサインがあれば、原因を検査で確かめることが何より大切です。
当院では1:1専任主治医制で、細隙灯顕微鏡などの精密検査で原因をはっきりさせます。私はカトリック中央医療院の眼科専門医として、白内障かそれ以外かを丁寧に見極めます。
日本から来られる方へ
検査だけでも歓迎します。白内障と分かっても、初期で生活に困っていなければ急いで手術はしません。経過を見るという選択も含めて、正直にご案内します。当院は江南・新論峴駅すぐ前、仁川空港から約70分。日本語通訳が常駐し、外国人の方も韓国人と同一料金です。
気になるサインがあれば、まずは公式LINEから日本語でご相談ください。今の見え方を聞かせていただければ、検査で何を確かめるべきかを一緒に考えます。
— キム・ソニョン ヒーリング眼科 代表院長
よくある質問
白内障の初期症状にはどんなものがありますか?
視力低下だけでなく、光がまぶしく感じる、かすんで見える、物が二重・三重に見える、色がくすんで見える、眼鏡を変えても合わない、といったサインがあります。片眼ずつ進むことも多く、両眼で見ていると気づきにくいのが特徴です。
近くが急に見えるようになったのですが、これも白内障ですか?
可能性があります。白内障の一部のタイプ(核白内障)では、進行の途中で一時的に近視側に変化し、老眼鏡なしで近くが見えるようになることがあります。「老眼が治った」と喜ばれる方もいますが、実は白内障が進んでいるサインのことがあります。検査で確認をおすすめします。
初期症状の段階で手術が必要ですか?
初期で生活に支障がなければ、すぐ手術する必要はありません。定期的に進行を確認しながら、見えづらさが暮らしの質を下げ始めた時が手術を考えるタイミングです。初期段階では、まず正確な診断と経過観察が大切です。
白内障と老眼や疲れ目はどう見分けますか?
症状だけで自己判断するのは難しいです。かすみや見えづらさは、ドライアイ、緑内障、加齢黄斑変性など他の病気でも起こります。だからこそ、症状が気になったら検査で原因を確かめることが大切です。白内障かどうかは細隙灯顕微鏡などの検査ではっきりします。
外国人でも白内障の検査は受けられますか?
はい。ヒーリング眼科は外国人患者の受け入れ機関で、日本語通訳が常駐しています。検査の内容も結果も日本語でご説明します。費用も韓国人と100%同一料金で、外国人加算はありません。
