白内障手術は何歳で受ける?年齢より大切な判断基準を院長が解説
白内障手術の年齢に決まりはありません。50代でも90代でも、判断の基準は年齢ではなく見え方と生活への支障。早すぎ・遅すぎの考え方を、白内障を専門とする院長が誠実にお伝えします。
キム・ソニョン 代表院長
角膜・緑内障・白内障
目次
「先生、白内障の手術って、何歳になったら受けるものなんでしょうか」。診察室で本当によく受ける質問です。多くの方が、運転免許の更新のように「この年齢になったら」という目安があると思っていらっしゃいます。
はっきり申し上げます。白内障手術に適齢期はありません。 白内障を専門に診てきた医師として、年齢の数字よりずっと大切な基準があることを、まずお話しさせてください。
「何歳で受けるか」より「どれだけ困っているか」
白内障は、目の中でレンズの役割をする水晶体が濁ってくる状態です。加齢とともに誰にでも起こりますが、進み方には大きな個人差があります。同じ70歳でも、ほとんど困っていない方もいれば、運転に支障が出ている方もいます。
ですから私が手術を考えるのは、年齢ではなく「その濁りが、あなたの生活をどれだけ妨げているか」です。
判断基準は年齢の数字ではなく、見えづらさが日常生活の質をどれだけ下げているか。
50代・60代 — 「まだ早い」と言われがちな世代
最近は50代、60代前半で相談に来られる方が増えました。仕事でパソコンを長く見る、夜間の運転で対向車のライトがまぶしい、ゴルフのボールが追いにくい——こうした具体的な支障があれば、年齢が若くても手術は十分に選択肢になります。
逆に、検査では多少の濁りがあっても、ご本人が生活で困っていなければ、私は手術を急ぎません。定期的に進行を見ながら、時期を一緒に考えます。
70代・80代以上 — 「もう歳だから」とためらわなくていい
「この歳で手術なんて」とおっしゃる方ほど、手術後に「もっと早く受ければよかった」と言われます。白内障手術は目の表面を数ミリ切開する侵襲の小さな手術で、ご高齢でも安全に受けられます。
早すぎる手術も、遅すぎる手術もある
正直に申し上げると、両方に注意が必要です。生活に困っていないのに「予防的に」早く手術をする意味はありません。一方で、濁りが極端に進んでから手術をすると、水晶体が硬くなって手術の難度が上がることもあります。
だからこそ、ご自分で「いつがいいのか」をネットの情報だけで決めるのは難しいのです。今の濁りの程度、進む速さ、あなたの生活——これらを実際に診て初めて、納得のいく時期が見えてきます。

ヒーリングで時期を相談するということ
当院では1:1専任主治医制で、検査から手術、術後まで一人の医師が責任を持って診ます。私はカトリック中央医療院の眼科専門医で、議政府聖母病院で角膜・白内障の臨床教授を務めてきました。手術時期の判断も、急がせるのではなく、あなたの生活に合わせて一緒に考えます。
日本から来られる方へ
白内障手術は術後数日で回復に向かう方が多いですが、翌日の検診が大切で、片眼ずつ行う場合は日程も変わります。手術当日の帰国は避けてください。具体的な滞在日数は検査結果をふまえてご案内します。当院は江南・新論峴駅すぐ前、仁川空港から約70分です。
「何歳で受けるべきか」と悩む前に、まずは今の見え方を聞かせてください。公式LINEから日本語でご相談いただけます。日本語通訳が常駐し、外国人の方も韓国人と同一料金です。急ぐべきか、もう少し様子を見ていいか——あなたの暮らしに合わせて、正直にお伝えします。
— キム・ソニョン ヒーリング眼科 代表院長
よくある質問
白内障手術に適した年齢はありますか?
適齢期という決まった年齢はありません。白内障は加齢で誰にでも起こりますが、手術を決めるのは年齢ではなく「日常生活に支障が出ているか」です。50代で受ける方もいれば、90代で受ける方もいます。あなたの見え方と暮らしを診て判断します。
若いうちに受けたほうが回復は早いですか?
一般に体力や創傷の治りには年齢が関わりますが、白内障手術は侵襲が小さく、高齢の方でも安全に受けられる手術です。むしろ濁りが強く進む前のほうが手術がしやすい面はあります。ただ「若いから」という理由だけで急ぐ必要はなく、生活への支障が基準です。
高齢でも白内障手術は受けられますか?
はい。80代・90代の方も多く受けています。全身のご病気や持病の状態は事前に確認しますが、年齢そのものが手術できない理由になることはほとんどありません。検査で目と全身の状態を確認したうえでご案内します。
まだ症状が軽いのですが、早めに手術すべきですか?
症状が軽く、生活に困っていなければ、急いで手術する必要はありません。定期的に進行を確認しながら、見えづらさが生活の質を下げ始めた時が手術を考えるタイミングです。早すぎる手術を勧めることはしません。
外国人でも白内障手術の費用は同じですか?
ヒーリング眼科では外国人の患者様も韓国人と100%同一料金です。外国人加算や観光客価格はありません。日本語通訳が常駐し、手術時期の判断から費用まで日本語でご説明します。
