「韓国 眼科 外国人 対応」で確かめる4点――院長が通訳・専任主治医・同一料金・帰国後で日本と比べます
韓国 眼科 外国人 対応の見極め方を、院長が通訳・専任主治医・同一料金・帰国後フォローの実際で日本と比較します。
キム・ソニョン 代表院長
角膜・緑内障・白内障
目次
「日本語が話せる先生はいますか?」――東京からLINEをくださった30代の方の、最初の一文でした。続けてこう書かれていました。「もし帰国してから何か起きたら、私は誰に相談すればいいんでしょう」。私は、2番目の質問のほうがはるかに大事だと思っています。
韓国 眼科 外国人 対応を見極めるときは、「日本語対応可」という一文ではなく、①通訳が検査数値の説明の場に同席するか、②検査から執刀・術後まで同じ医師が担当するか、③料金が韓国人と同一か、④帰国後の記録の渡し方と連絡先が決まっているか――この4点を、そのまま質問としてぶつけてください。すべて運用の話です。答えが曖昧なら、体験もそのまま曖昧になります。
外国人対応の質は「通訳がいるか」ではなく、「通訳がどの部屋にいるか」と「帰国後に誰が答えるか」で決まります。
「日本語対応」の中身――通訳は受付にいるのか、検査室にいるのか
視力矯正の判断材料は、ほとんどが数字です。角膜の厚み、角膜地形図の不規則、瞳孔径、涙液層の状態、ICLなら前房深度と白目から白目までの直径。これらを理解しないまま同意書にサインしていただくことが、私が最も避けたい状況です。当院は日本語・中国語(繁体)・英語の通訳が常駐し、検査結果の説明、術式の決定、手術室、術後の注意事項まで同席します。予約前に「結果説明と手術当日も通訳は同席しますか」と具体的に聞けば、受付だけの対応かどうかは一度の返信で分かります。海外から医療機関を判断する手順そのものは、日本から韓国の眼科を見極める基準をまとめた記事にも整理しました。

執刀医は誰か――1:1専任主治医と、検査を「誰が読むか」
海外の患者さんから最も多く伺う不満は、「検査した医師と執刀した医師が別人だった」「術後は毎回違う先生だった」というものです。当院は1:1専任主治医制で、検査・手術・術後管理を一人の主治医が続けて担当します。確認の仕方は単純で、執刀医の氏名と専門領域を事前に書面またはメッセージで示せるかどうかです。当院であれば韓国本院の医療陣紹介ページでご確認いただけます。
韓国人と同一料金か――上乗せの有無を先に確かめる
外国人価格は、金額そのものより「事前に総額が分からない」ことが問題になります。当院は外国人患者も韓国人と100%同じ料金で、通訳費や外国人手数料を別立てしません。日本との費用差をどう見るかは、何が総額に含まれるかで変わりますので、韓国の視力矯正は日本と比べて安いのかを検証した記事も併せてお読みください。
公開料金(当院)
日本のクリニックと比べて、外国人患者として何が違うか
| 確認項目 | 日本で受ける場合 | 韓国(当院)で受ける場合 |
|---|---|---|
| 言語 | 母国語で完結 | 通訳が検査・手術・術後説明に同席 |
| 執刀医の継続性 | 施設により異なる | 1:1専任主治医が検査から術後管理まで |
| 料金 | 国内価格 | 韓国人と同一料金/通訳費の上乗せなし |
| 術翌日の診察 | 通院しやすい | 滞在日数の確保が前提 |
| 数か月後の再診 | 同じ医師に通える | 日本の眼科+当院への記録共有 |
| 急な症状 | すぐ受診できる | まず近隣の眼科、並行して当院へ連絡 |
正直に申し上げると、通院のしやすさという一点では、日本のクリニックに勝てません。韓国を選ぶ意味があるのは、その距離の不利を補えるだけの検査の深さ、術式の選択肢、費用の透明性がそろっている場合だけです。
帰国後のフォローは、どう成立させるのか
当院は術後も生涯にわたる定期検診と責任保証で管理する方針ですが、遠隔で眼そのものを診察することはできません。ですから帰国前に、検査データ、手術記録、使用レンズの度数とサイズ、点眼スケジュールを、日本の眼科で読める書面でお渡しします。日常の見え方の変化や点眼の疑問は同じ言語でご相談いただけますが、急な痛み、急な視力低下、強い赤みは近隣の眼科を最優先で受診していただき、並行して当院にご連絡ください。術後の禁止事項は韓国本院の手術前後の注意事項ページにも公開しています。
こういう方には、私は韓国での手術をお勧めしません
角膜地形図に円錐角膜を疑う所見がある方、フラップ後の残余角膜が足りない方にはクリアLASIKの詳細ページの術式は行いません。角膜を温存する眼内レンズ挿入術(ICL)が代わりになる場合もありますが、前房深度や角膜内皮細胞数の条件を満たさなければこちらも適応外です。度数が安定していない方、重度のドライアイが落ち着いていない方、妊娠・授乳中の方も今回は見送りをお勧めします。そして術翌日の診察を受けられない短すぎる日程の方には、日程の作り直しをお願いしています(滞在日数の目安の記事をご覧ください)。
どの術式にも、ハロー・グレアや夜間のにじみ、一時的なドライアイの悪化、追加矯正の必要、まれに感染といった可能性が残ります。ICLでは眼圧上昇、将来の白内障、レンズ位置の調整という論点もあります。可能性をゼロとは申し上げられません。
「今回は手術をしない」という結論も、遠くからお越しの方にとって正しい答えになり得ます。
私は、外国人患者さんへの対応とは語学サービスではなく、数値の共有と責任の所在をはっきりさせることだと考えています。ご自身の検査結果を、ご自身の言葉で理解したうえで決めてください。判断に必要な数字は、私が全部お見せします。
— キム・ソニョン 代表院長
よくある質問
通訳はどの場面まで同席してもらえますか?受付だけではありませんか。
当院では日本語・中国語(繁体)・英語の通訳が常駐し、精密検査後の結果説明、手術方法の決定、手術当日、そして術後の注意事項の説明まで同席します。視力矯正の判断材料はほとんどが数値ですので、角膜の厚みや角膜地形図、ICLであれば前房深度といった数字をご自身の言葉で理解したうえで決めていただく必要があると考えています。予約前のご相談でも「結果説明と手術当日も同席しますか」と具体的にお尋ねください。もし受付対応だけのクリニックであれば、その質問で必ず分かります。
日本人でも韓国人と同じ料金ですか。通訳費や外国人手数料はかかりますか。
当院の方針として、外国人患者も韓国人と100%同じ料金です。通訳費、外国人向けの案内手数料といった名目での上乗せはありません。料金は施術ごとに料金ページで公開しており、精密検査は₩150,000、クリアLASIK(両眼)は₩2,700,000、EVO ICL(両眼)は₩5,500,000です。ただし術前に角膜強化術や自家血清などの追加処置が必要と判断される場合は別途費用が生じますので、その可否と金額はカウンセリングの時点で通訳を介して明示します。
帰国後の検診は、韓国まで毎回行かなければいけませんか。
いいえ、日常的な検診は日本の眼科で受けていただくのが現実的です。そのため帰国前に、検査データ、手術記録、使用したレンズの度数やサイズ、点眼スケジュールを日本の眼科で読める形の書面でお渡ししています。見え方の変化や点眼の疑問はLINEで同じ言語でご相談いただけますが、遠隔で眼を診察することはできません。急な痛み、急な視力低下、強い赤みがある場合は、まずお近くの眼科を受診し、並行して当院にご連絡ください。
検査の結果、手術をお断りされることはありますか。
あります。角膜地形図に円錐角膜を疑う所見がある方、角膜が薄くフラップ後の残余角膜が足りない方、度数が安定していない方、重度のドライアイが落ち着いていない方には、その手術を行いません。遠くからお越しいただいた方に「今回は手術をしない」とお伝えするのは私にとっても心苦しいのですが、理由と代替案、再検討できる時期までを数値でご説明します。結論として別の方法をお勧めする場合も、その根拠を同席の通訳を通して残る形でお伝えします。
滞在は何日くらい必要ですか。1泊2日でも可能でしょうか。
1泊2日はお勧めしていません。精密検査と結果説明、手術、そして術翌日の経過確認までを落ち着いて行うには、数日の余裕がある日程が安全です。クリアLASIKやICLは1〜2日で日常復帰が見込める術式ですが、翌日の診察を受けずに搭乗する計画は、万一の初期変化を見逃す余地を作ります。また検査前にはコンタクトレンズの中止期間が必要ですので、渡航日程を決める前に一度ご相談ください。
日本のクリニックで度数が高すぎると言われました。相談できますか。
ご相談いただけます。角膜を削る余裕が足りない強度近視や角膜が薄い方には、角膜を削らず眼内にレンズを入れるICLが選択肢になることがあります。ただしICLも前房深度、白目から白目までの直径、角膜内皮細胞数などの条件を満たす必要があり、誰にでも適応するわけではありません。眼圧上昇や将来の白内障、レンズ位置調整の可能性といった注意点も含めてご説明したうえで、条件に合わない場合は正直にお伝えします。
