レーシック 何歳から?度数・角膜・涙で分かれる受けどき
レーシック 何歳からの目安は18歳以上ですが、実際は度数の安定・角膜・涙・40代以降の老眼で受けどきが変わります。年代別の見方と、韓国で受ける前に送ると話が早い記録をまとめました。
キム・ソニョン 代表院長
角膜・緑内障・白内障
医学監修キム・ソニョン 代表院長
編集: キム・ソニョン
目次
20代前半までは度数が動きやすく、40代からは老眼、50代以降は水晶体の変化が判断に加わります。日本から韓国へ受けに行く場合、検査で「今はまだ」となったら有給と航空券が無駄になるのでは、という心配もつきまといます。ヒーリング眼科では検査から手術・術後管理まで一人の専任主治医が担当し、検査結果は日本語通訳と一緒に見ながら説明します。
ソウル・江南のヒーリング眼科で代表院長を務める、キム・ソニョンです。
数年分の眼鏡やコンタクトの処方を年ごとに並べると、年齢の数字よりも「度数が落ち着いているか」がはっきり見えてきます。その処方の写真に、年齢と来られそうな時期を添えてLINEで送ってください。
年代ごとに、検査で重く見る項目が入れ替わる
「レーシック 何歳から」と調べると18歳という数字が目に入りますが、年齢を合否の線として見るより、年代ごとに検査で重みを置く項目が変わると考えたほうが、自分の位置をつかみやすくなります。下の表は一般的な傾向で、判断の基準はご本人の検査値です。
| 年代 | 検査で重く見ること | 考えられる方向 |
|---|---|---|
| 18歳未満 | 成長に伴う度数の進み | 手術は待つ。ドリームレンズなど手術以外の方法 |
| 18歳〜20代前半 | この1年で度数が動いたか | 落ち着いていれば検討、動いていれば時期をずらす |
| 20代後半〜30代 | 角膜の厚みと形、涙液層 | 検査値からLASIK・LASEK・ICLを比べる |
| 40代 | 手元の見え方(老眼の始まり) | 遠くと近くの見え方の配分を相談 |
| 50代以降 | 水晶体の濁り(白内障の兆し) | 角膜より水晶体側の治療が合うことも |
表のなかで20代後半〜30代の行が短く見えるのは、度数が落ち着いている方が多く、老眼もまだ始まっていない年代だからです。そのぶん、この年代では角膜の厚みや形、涙の状態といった「目そのものの条件」が選択を左右します。
18歳になれば受けられるのか
18歳は入口で、合格ラインとは別のものです。米国食品医薬品局(FDA)は、米国ではLASIKに使うレーザーで18歳未満に承認されたものはないと説明しています。
レーシックは「今の度数」に合わせて角膜を矯正します。手術のあとも近視が進めば、数年後にまた眼鏡が必要になり得ます。大学生や新社会人で、去年の健康診断から度数が変わったという方は、1年ほど記録を取ってから検査を受けても遅くはありません。
検査の前には、コンタクトレンズを一定期間外して角膜の形を元に戻しておく必要があります。ソフトとハードで目安が違うので、検査前にコンタクトを外す期間をレンズ別にまとめた記事を参考にしてください。ご自身の日数は相談時に確認します。
年齢より先に見る4つの数字は何か
度数の推移、角膜の厚みと形、瞳孔の大きさ、涙液層の状態の4つです。同じ28歳でも、この4つの組み合わせで提案される方法は変わります。
- 度数の推移:ここ1年ほどで大きく変わっていないか。過去の処方があると判断材料が増えます。
- 角膜の厚みと形:フラップを作っても十分な角膜が残るか、地形図に不規則や円錐角膜を疑う所見がないか。所見があれば、LASEKや眼内レンズ(ICL)など別の方法を併せて考えます。
- 瞳孔の大きさ:暗い場所で瞳孔が大きく開く方は、夜に光がにじんで見える可能性を事前に検討します。夜の運転が多い方は光のにじみと瞳孔の関係を説明した記事も読んでみてください。
- 涙液層:強い乾きがある場合は、手術の時期を調整するか、先に乾きを整えることがあります。
40代で受けると何が変わるのか
遠くの見え方はレーシックで矯正できても、手元を見る力の衰え(老眼)は水晶体の変化として別に進みます。そのため40代以降は、遠くを優先するか、手元の見え方も含めて配分を考えるかを相談することになります。
近視の方は、眼鏡を外せば手元が見えるため、老眼に気づきにくいことがあります。遠くに合わせて矯正すると、以前は裸眼で読めていたスマートフォンの文字に、読書用の眼鏡が要るようになる場合もあります。ヒーリング眼科では老眼を考慮したLASIK・LASEKも扱っており、白内障・老眼矯正を専門とするチェ・グンヘ院長も在籍しています。どれが合うかは、手元を見る作業の長さや仕事の内容まで伺ったうえで考えます。
50代以降は、水晶体の状態が先に来る
50代以降は、角膜より先に水晶体の濁り(白内障の兆し)がないかを確かめます。濁りが始まっている目では、角膜を矯正しても数年のうちに見え方が再び変わる可能性があり、白内障手術や老眼・白内障の同時矯正のほうが理にかなう場合があります。
何歳までという一律の線は引けません。ただ、年齢が上がるほど、レーシック以外の選択肢が並ぶ場面は増えていきます。
年齢に関係なく、時期をずらしたり別の方法を考えたりする目
年代に関係なく、次のような場合は手術の時期を調整するか、ほかの方法を一緒に考えます。
- 角膜が薄い、または地形図で不規則・円錐角膜を疑う所見がある
- 強い目の乾きがある
- 妊娠中・授乳中、または度数がまだ安定していない
- 格闘技など目に強い衝撃が加わりやすい活動をしている(フラップを作らない方式が候補になることがあります)
手術後に起こりうる変化として、FDAは光に敏感になる、まぶしい、光の周りに輪やにじみが見えるといった症状を術後によくみられるものとして挙げ、多くは最初の数日で軽くなるとしています。初期の乾燥感もよくある変化で、通常は時間とともに落ち着きます。度数がわずかに足りない・行き過ぎるという結果になることもあり、見え方の回復の速さや程度には個人差があります。手術が合うかどうか、どの方法を選ぶかは、最終的に対面の精密検査で決まり、クリアLASIKが合わないとなった場合は、その理由と代わりの方法を説明します。
持病や毎日使っている薬があれば、その名前も処方の写真と一緒にLINEで送ってください。年齢と同じく受けどきに関わる情報なので、先に分かっていると検査当日の話がスムーズに進みます。日本語でお返事します。
休みと帰国後の経過は、どう組めばいいか
両眼の手術は約10分で、日常への復帰は1〜2日が目安です。翌日の経過検診があるため、数日余裕のある日程が勧められ、具体的な滞在日数は検査結果を見て相談時に確認します。
会社の休みの取り方は仕事を何日休むかの組み方を解説した記事に、ソウルでの過ごし方は術後いつから観光できるかを説明した記事にまとめています。アイメイクを再開する時期は術後のメイクの目安を、付き添いなしで来る方は一人で受ける日の動きを参考にしてください。
ヒーリング眼科は新論峴駅から徒歩1分、仁川空港からは約70分の場所にあります。金曜は21:00まで、土曜は14:00まで診療しているので、週末を含めた日程の候補を立てやすくなります。
FDAは、術後24〜48時間以内に最初の診察を受け、その後も少なくとも6か月は定期的に診察を受けるよう説明しています。日本に戻ってから近くの眼科で診てもらうときに備えて、受けた術式名と手術日をメモしておくと話が早く進みます。韓国語を読めるご家族がいれば、ヒーリング眼科本院のクリアLASIKのページを一緒に見てもらうのも一つの方法です。
レーシック 何歳からと迷っている段階でも、問い合わせはできます。過去2〜3年分の度数の記録と、日本で取れる休みの日付をLINEで送ってください。日本語でお返事します。
よくある質問
高校生でも、親の同意があればレーシックを受けられますか?
米国FDAは、米国ではLASIK用レーザーで18歳未満に承認されたものはないと説明しています。成長期は近視が進みやすく、今の度数を矯正してもその後また度数が変わる可能性があります。ヒーリング眼科では、成長期のお子さまの近視に対して、就寝中に装用するドリームレンズという手術以外の方法も扱っています。
30代ですが、ここ数年少しずつ度数が進んでいます。受けられますか?
変化の幅と角膜の状態を検査で見て判断します。ここ1年ほどの変化が小さければ検討の対象になりますが、まだ進んでいる場合は時期をずらすことがあります。過去の処方の記録があると、変化の流れを確かめやすくなります。
40代でレーシックを受けると、老眼が早く来ますか?
老眼は水晶体の変化で起こるもので、レーシックが老眼を早めるわけではありません。ただ、近視の方は眼鏡を外すと手元が見えていたため、遠くに合わせて矯正したあとに老眼を自覚しやすくなります。遠くと近くの見え方の配分は、手術前に相談しておくことができます。
レーシックは何歳まで受けられますか?
一律の上限年齢はありません。50代以降は水晶体の濁りや涙の量の変化が判断に加わり、白内障手術や老眼・白内障の同時矯正のほうが合う場合もあります。検査で水晶体と角膜の両方を確かめてから方向を決めます。
韓国で検査を受けた日に、そのまま手術まで進めますか?
検査と手術を同じ来院で行える場合が多いものの、目の状態によっては日程の調整が必要になります。航空券を取る前に、来られそうな日付をLINEで知らせておくと計画を立てやすくなります。
