韓国 レーシック 値段は日本の半額?──差額の正体と、見積もりの正しい比べ方を執刀医が説明します
韓国 レーシック 値段の内訳を執刀医が公開。検査・手術・術後管理に何が含まれ、何が追加になるのかを正直にお話しします。
キム・ソニョン 代表院長
角膜・緑内障・白内障
目次
「日本のクリニックで見積もりを取ったら、韓国はその半分近い金額でした。安いのには、何か理由があるんですか」——先月、東京からお越しになった32歳の方が、診察室に座って最初におっしゃった質問です。私は、とても健全な疑問だと思いました。
韓国 レーシック 値段が日本の相場より低く見えるのは事実ですが、その差額の正体を知らないまま渡航を決めるのは危険です。金額そのものではなく「その金額に何が含まれているか」で比べていただきたい。この記事では、当院が実際に公開している数字を出しながら、日本の見積もりと横並びにする方法をお話しします。費用の全体像を先に把握したい方は、韓国レーシック費用をまとめた記事も併せてお読みください。
比べるべきは手術費の数字ではなく、検査・手術・術後管理・再手術の扱いまでを含めた総額と、その保証範囲です。
なぜ韓国のほうが安く出るのか — 品質を落としているからではない理由
理由は主に三つです。第一に、韓国では視力矯正手術が長く一般的な選択肢であり、一施設あたりの症例数が多いため、同じ世代の設備にかかる費用が多くの手術に分散されます。第二に、視力矯正は韓国でも自由診療で、価格が長く公開競争にさらされてきました。第三に、単純な為替の差です。
ただし、ここははっきり申し上げます。値段は安全性の指標にはなりません。安いから危険でもなければ、高いから安全でもない。私が見るのは、検査で何を測り、そのデータをどう説明するかです。当院が採用している第4世代の考え方は韓国本院のクリアラシック紹介ページにも掲載しています。
「一式」に何が入っているのか — 韓国 レーシック 費用の内訳
当院が公開している金額を、そのままお見せします。
| 項目 | 当院の料金(両眼) | 位置づけ |
|---|---|---|
| 精密検査 | ₩150,000 | 全員に必要。手術可否の判断もここで行います |
| プレミアムLASIK・LASEK | ₩1,990,000 | 標準的な近視・乱視矯正 |
| クリアLASIK(第4世代) | ₩2,700,000 | フラップ設計と個別プロファイル |
| 角膜強化術 | ₩500,000 | 検査結果に応じた任意の追加 |
| 自家血清点眼 | ₩200,000 | 涙の状態によって個別にご相談 |
見積もりを読むときの基準
値段を動かす三つの変数
術式の選択
同じ「レーシック」でも、フラップの作り方と度数設計の精度で金額が変わります。回復の目安は1〜2日で日常復帰ですが、これは適応が合った場合の話です。適応と回復の流れはクリアLASIKの施術ページに整理しています。
角膜と涙の状態
涙液層が不安定な方には、術前から自家血清などで整えてから手術に進むことがあります。これは追加費用ですが、術後の見え方の質に直結します。術後のドライアイがなぜ起こり、いつ落ち着くのかはレーシック後のドライアイの記事でお話ししました。
老眼を含めるかどうか
40代以降の方は、近視だけを矯正すると手元が見づらくなることがあります。設計の目的が変われば、当然費用も変わります。

外国人価格を作らない、という方針
当院は、外国人患者様も韓国人患者様と100%同じ料金です。通訳(日本語・中国語繁体・英語)の利用にも別料金はいただきません。海外の患者様向けに内訳の見えない「パッケージ」を組むと、何にいくら払ったのかご本人が検証できなくなります。同じ手術には同じ金額——それだけのことです。
日本の見積もりと横並びにする五つの質問
- 精密検査の費用は総額に含まれているか。
- 術後の点眼薬と定期検診は、いつまで含まれるか。
- 度数が戻った場合の再手術は、どういう条件で対象になるか。
- 追加オプションは全員必須か、検査結果に応じた任意か。
- 渡航費・滞在費を足した実質総額はいくらになるか。
この五つに答えられる見積もりなら、日本のものでも韓国のものでも、公平に比較できます。
値段で決めてはいけない場面
角膜が薄い方、角膜地形図に円錐角膜を疑う所見がある方、度数がまだ変動している方、重いドライアイのある方は、いくら費用が魅力的でもレーシックの適応になりません。強度近視の方も、削れる角膜量には物理的な限界があります——その線引きについては強度近視とレーシックの限界の記事に書きました。
また、手術には夜間の光のにじみ、一時的なドライアイ、度数の戻りといった経過が起こり得ます。度数の戻りが生じる仕組みと再手術の可否は再手術と度数の戻りの記事でご説明しています。安さを理由に説明の薄い施設を選ぶと、こうした話をされないまま手術日を迎えることになります。
「受けないほうがいい」と言われる可能性が説明に含まれているか——それが、価格表よりも先に確認すべき点です。
私は、診察室で「今回は見送りましょう」と申し上げる日もあります。それを言わずに済ませる診療のほうが、結局は高くつくと考えているからです。日本でお持ちの見積もりがあれば、そのまま持ってきてください。何が含まれ、何が含まれていないのかを、一緒に読み解きましょう。
— キム・ソニョン 代表院長
よくある質問
韓国 レーシック 値段は、日本のクリニックのおよそ何割になりますか?
日本の相場は施設・術式・オプションによって幅が大きいため、「何割」と一言で申し上げることはできません。当院が公開している金額で言えば、精密検査が₩150,000、クリアLASIK(両眼)が₩2,700,000、プレミアムLASIK・LASEK(両眼)が₩1,990,000です。日本でお持ちの見積もりと比べる際は、その金額に検査・術後薬・定期検診がどこまで含まれているかを必ず確認してください。含まれる範囲が違えば、総額の差は見た目ほど大きくないこともあります。渡航費と滞在費を足した実質総額でご判断いただくのが公平です。
表示料金のほかに、必ず追加でかかる費用はありますか?
手術に必ず付随する精密検査(₩150,000)以外は、全員に一律で発生する追加料金はありません。ただし角膜強化術(両眼 ₩500,000)や、涙の状態によってお勧めする自家血清点眼(両眼 ₩200,000)などは、検査結果に応じて個別にご相談する任意の追加です。私は必要のない方に追加処置をお勧めしませんし、必要な方にはその理由を検査データとともにご説明します。料金は[費用のページ](/ja/prices)で事前に確認いただけます。
外国人だからという理由で料金が上がることはありませんか?
ありません。ヒーリング眼科は外国人患者様も韓国人患者様と100%同じ料金です。日本語・中国語(繁体)・英語の通訳が常駐していますが、通訳の利用に別途費用をいただくこともありません。海外からお越しの方向けの「パッケージ価格」という形で内訳が見えなくなることを、私は好みません。同じ手術には同じ金額、というのが当院の方針です。
手術のために韓国に何日滞在すればよいですか?
クリアLASIKの回復の目安は1〜2日で日常復帰ですが、精密検査と手術、そして術後の経過確認を落ち着いて行うために、余裕のある日程をお勧めしています。検査当日に手術が適さないと判明する方もいらっしゃるため、検査と手術を同日に詰め込む前提の日程は避けてください。仁川空港から当院まで約70分、新論峴駅から徒歩1分ですので移動の負担は少ない方です。ご帰国後の経過はビデオ通話やメッセンジャーでも一緒に確認します。
帰国後に問題が起きた場合、追加費用はどうなりますか?
当院は術後も継続的な定期検診で経過を管理する方針をとっており、経過観察のご相談に別途費用をいただくことはありません。ただし現実の問題として、再度の診察が必要になった場合の渡航費・滞在費はご本人の負担になります。これは渡航手術の構造的なデメリットで、費用を比較するときに必ず織り込んでいただきたい点です。日本でも通える眼科を一つ確保しておくことを、私は毎回お勧めしています。
度数が戻った場合の再手術は、無料で受けられますか?
無条件に無料とお約束することはできません。再手術ができるかどうかは、残っている角膜の厚みと形状、涙の状態、そして戻りの原因によって決まり、そもそも適応にならない方もいらっしゃいます。ご契約前に「どういう条件なら再手術の対象になり、どこからが自費か」を文書で確認しておくことが、最も現実的な自衛策です。度数の戻りが起こる仕組みについては再手術の記事で詳しくお話ししています。
