レーシック 韓国で受けるという選択――院長が日本の方に最初に話すこと
レーシック 韓国で検討している方へ。江南ヒーリング眼科の院長が、適応の判断・術式の違い・滞在日数・帰国後の検診まで順番に説明します。
キム・ソニョン 代表院長
角膜・緑内障・白内障
目次
はじめまして。ソウル江南・新論峴のヒーリング眼科で院長を務めております、キム・ソンヨンです。日本語通訳が常駐しており、日本から来られる方を毎週診ています。
レーシック 韓国で検索してこのページに来られた方の多くは、まだ迷っている段階だと思います。今日は営業の話ではなく、診察室で最初にお話ししている順番のまま書きます。
術式はご自身で選ぶものではありません。角膜の厚み・形状・度数・瞳孔径・涙液、この5つを測ってから選べる選択肢が決まります。
なぜ日本ではなく韓国なのか、正直に
手術そのものに国境はありません。レーシックもスマイルも、術式は国際的に確立されていて、韓国だけの特別な方法があるわけではありません。「韓国だから結果が良い」という説明を見かけたら、少し慎重に読んでください。
実際に差が出るのは体制のほうです。
- 通訳が同意書の説明時にも同席するかどうか
- 外国人料金があるかどうか(当院にはありません)
- 検査から術後まで同じ医師が担当するかどうか
- 帰国後の記録をきちんと渡してもらえるかどうか
この4点は病院ごとに本当に違います。判断の仕方は韓国の眼科をどう見極めるかに書きました。
検査で見ている5つ
| 項目 | なぜ必要か |
|---|---|
| 角膜の厚み | 削れる量の上限を決める |
| 角膜形状解析 | 円錐角膜の兆候がないか確認する |
| 度数と乱視 | 削る量と設計の複雑さが変わる |
| 暗所の瞳孔径 | 術後の夜間の見え方に影響する |
| 涙液の状態 | ドライアイが強いと術後がつらい |
この5つが揃って初めて、選べる術式が決まります。度数だけ測って術式と金額を提示されたなら、それは評価ではなく販売です。
術式の違いは「角膜をどう扱うか」
レーシック(フラップあり)。 角膜にフラップを作って持ち上げ、下を削って戻します。回復が最も早く、翌日には日常生活に戻れます。フラップが残るため、格闘技など衝撃のある活動をする方は検討が必要です。
ラセック(表層手術)。 フラップを作らず表層を処理します。角膜が薄めでも可能性がありますが、回復が遅く、保護用コンタクトレンズを数日装用します。
スマイル。 フラップを作らず、角膜内部から組織を取り出します。フラップがない、角膜神経の切断範囲が小さいためドライアイの負担が軽い。詳しくはスマイルレーシックを韓国で受けるに書きました。
ICL。 削らずレンズを入れます。角膜が足りないときの選択肢です。ICLとレーシックの比較をご覧ください。
老眼が始まっている年代の方は、また別の考え方になります。老眼とレーシックの関係にまとめました。
滞在日数と、帰国後のこと
検査日・手術日・翌日検診で最低3泊、余裕をみて4泊。 表層手術になった場合は保護レンズを外すまで飛行機に乗れないので1週間程度です。
帰国後の1週間・1か月・3か月の検診は日本の眼科で受けていただけます。お渡しするのは次の記録です。
- 術式名と術前の度数
- 切除量、術前後の角膜厚
- 術後の点眼内容と期間
資料がないと、どの医師も外から推測するしかありません。持って行っていただければ判断が正確になります。初めての方向けの流れは韓国レーシック 初めての方へ、術後1週間の実際は術後1週間のリアルに書いています。
費用について
金額は検査後にお見積もりをお出しします。外国人料金はなく、韓国の患者さんと同じ料金表が適用されます。
内訳の考え方はレーシック 韓国 値段の中身に詳しく書きました。総額だけを日本と比べても意味がないという話です。
韓国本院の레이저 시력교정のページには、韓国の患者さんが見るのと同じ術式情報を掲載しています。
検査前にひとつだけお願い
ソフトコンタクトは最低1週間、ハードはそれ以上外してからお越しください。
レンズは角膜を押さえて形を一時的に変えます。装用したまま測った数値で手術を設計すると、術後に「思ったほどすっきりしない」という結果になりかねません。原因は検査当日に作られています。
不便なお願いだとわかっています。それでも1週間待っていただくほうを選びます。
最後に
私がお約束できるのは二つだけです。検査結果を正直にお伝えすること。そして、手術をしないほうがよい場合にそう言うことです。
見え方は一生ものです。急いで決めるものではありません。
— キム・ソンヨン / ヒーリング眼科 院長(ソウル江南・新論峴)
よくある質問
韓国でレーシックを受けるメリットは何ですか。
手術そのものは日本でも韓国でも国際的に確立された術式で、技術に本質的な差はありません。差が出るのは体制です。当院には日本語通訳が常駐し、外国人料金がなく、検査から術後まで同じ医師が担当します。渡航の手間をかける価値があるかは、この体制と費用を合わせてご判断ください。
日本語は通じますか。
通訳が常駐しています。大切なのは「通訳がいるか」ではなく「同意書の説明のときに通訳が同席するか」です。リスクの説明を完全に理解しないまま署名するのは、医学的にも倫理的にも問題があります。当院では説明と同意のすべてを日本語で行います。
何日くらい滞在が必要ですか。
検査日・手術日・翌日検診で最低3泊、余裕をみて4泊をおすすめします。検査の結果、表層手術(ラセック)が適していると判明した場合は保護レンズを外すまで飛行機に乗れないため、1週間程度をみてください。
術式はどうやって決まりますか。
あなたが選ぶのではなく、角膜が決めます。角膜の厚み、形状、度数、瞳孔径、涙液の状態。この5つを測ってから、選べる術式をお伝えします。順番を逆にすると、結論を先に決めて理由を探すことになります。
帰国後の検診は日本でできますか。
できます。術後翌日と帰国前の検診は韓国で行い、その後の1週間・1か月・3か月の検診は日本の眼科で受けていただけます。術式・度数・切除量・術後の点眼をまとめた記録をお渡しするので、日本の先生が引き継げます。
受けられないと言われることはありますか。
あります。角膜が薄い、形状に円錐角膜の兆候がある、ドライアイが強い、度数がまだ変動している――このような場合は手術をお勧めしません。飛行機に乗って来てくださった方にそう申し上げるのは心苦しいのですが、準備の整っていない眼に手術をするほうが重い結果を招きます。
